Fund of the Year2022の結果とレバナス人気衰退の感想
お久しぶりです。マイルドインベスターです。 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」 の表彰式が今年も開催されました。その結果と感想を簡単に書きたいと思います。 Fund of the Year 2022の結果 さて、早速Fund of the Year 2022の結果です。最近の傾向通り、低コストかつ海外を含むインデックスファンドが上位に連なっていますね。一方で、アクティブファンドも根強い人気がまだ残っています。 1位はオルカンこと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。全世界に低コストで1本で投資できるということで、不動の人気を確立しつつありますね。リバランスすらいらないので本当にお手軽です。 順位ファンド名カテゴリポイント数1位eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)世界株式1702位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド先進国株式613位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国株式444位Vanguard Total World Stock ETF(VT)世界株式385位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス先進国株式326位セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドバランス247位ひふみ投信アクティブ198位楽天・全米株式インデックス・ファンド米国株式189位結い2101アクティブ1810位農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねアクティブ16 レバレッジファンドのブームと衰退に思うこと さて、2021年の結果と比べて気になることがあります。2021年に5位にランクインしていたレバナスこと「iFreeレバレッジ NASDAQ100」やその類似ファンドがランクインしていません。ちなみに20位以内にもランクインしていません。 また、2019年にランクインしたグロ3こと「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」も以降はずっとランクインしていません。Fund of the Yearには、ファンドの中身よりもその年のパフォーマンスのみで判断されて、一時的にランクインするものがあります。投資信託選びの参考とするときは、その点を注意することが重要かと思いました。 2020年のコロナ禍での各国の財政出動や巣ごもり需要で、IT業界が非常に盛り上がりましたが、2022年はインフレ、金利上昇、IT業界の不調により、NASDAQ100は不調な1年となりました。その結果、レバナスも、グロ3のような債券を組み入れているレバレッジ型バランスファンドも軒並み低パフォーマンスとなりました。 個人的には、レバナスは長期投資するにはあまり良いものではないと考えております。なぜなら、インデックスファンドよりも高い利益を得ようとする、いわゆる「上振れ狙い」である一方、投資対象を絞るのは、分散という面で理にかなっておらず、利益の期待値としてはインデックスファンドよりも落ちる可能性が高いからです。理論よりも個人の思惑(予想)を優先するのであれば、個人の自由ですが、それでも上級者やこだわりの強い方向けのファンドといえるでしょう。 グローバル3倍3分法ファンドは、金利上昇という一番の弱点の局面を迎えて、パフォーマンスがふるいませんが、分散投資という面では、株式以外のアセットに分散するのは理にかなっています。一方で、今後、債券の価格上昇が長期的に期待できないと予想するのであれば、シンプルに株式のインデックスファンドのほうがよさそうです。グローバル3倍3分法ファンドも上級者やこだわりの強い方向けのファンドといえるでしょう。 ちなみに、私はずっとグローバル3倍3分法ファンドをつみたてていますが、パフォーマンスとしては、インデックスファンドに負け続けています。2024年からの新NISAでは、レバレッジ型の投資信託は買えなくなるようなので、もしそうなったら、新規購入はインデックスファンドだけに絞ろうかなと思っています。