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簡単にみずほ銀行のATM手数料と振込手数料を無料化する方法

本記事は2019年までのものです。2020年から、みずほマイレージクラブの条件が変更になりました。詳しくは以下の記事をご覧ください。 みずほマイレージクラブ改悪後にATM・振込手数料を無料化する方法 皆さん、銀行はどこをお使いですか。 この間友人とご飯を食べに行ったところ、彼は毎回ATM手数料を払っているという話を聞きました。 金利は低いのに、ATMや振込のたびにお金がかかる って、結構痛いですよね。 実は私はこの友人の話に少し驚きました。なぜなら、私はメインバンクとして10年間近くみずほ銀行を使っていますが、 一度もATM・振込手数料を払っていない からです。 この記事では、みずほ銀行のATM手数料や振込手数料を簡単に無料する方法をお伝えします。日々の使い方も全く変えることなく無料化できますので、メインバンクとしての利用もおすすめだと思います。よろしければ参考にしてください。 注意 2019年5月当時の情報です。情報が古い場合がありますので、最新情報はみずほ銀行のサイトでご確認をお願いします。 みずほマイレージクラブ「うれしい特典」 みずほ銀行をメインバンクにするメリット 手数料や金利において、昨今はネット銀行が優れています。ネット銀行をメインバンクとして使っている方もいるのではないでしょうか。 一方で、 一部の引き落とし口座やQR決済アプリなどでネット銀行が使えない 場合もあり、メインバンクとして使うかどうかは悩ましいところです。 みずほ銀行は言わずとしれたメガバンクなので、このような問題がなく使いやすい上、この記事で紹介する技を使えば、 誰でも簡単に手数料を無料にできます。 私が思う、みずほ銀行をメインバンクにするメリットをあげてみます。 簡単に手数料を無料にできる 大体どことでも取引できる 店舗、ATM数が多い。コンビニATMも使える 各種QR決済アプリとの口座連携が可能 ネットバンキングも充実している 簡単にATM手数料、振込手数料を無料にする方法 みずほ銀行のATM手数料、振込手数料を無料にする方法は簡単です。 それは 「外貨預金に10ドル預ける」 ことです。 これだけです。 10ドル預けておくだけで、ずっと無料 なんです。すごくないですか。「いいんですか!みずほ銀行さん!」と心配になるくらいです。 具体的な条件 具体的な条件を見ていきましょう。無料にするためは「みずほマイレージクラブ」の「うれしい特典」の条件を満たす必要があります。 みずほマイレージクラブへの入会(無料) 普通預金口座を開設するときに、特に気にしなくても入会できます。クレジットカードを作らなくても、店舗で口座を作るときに入会できます。 詳細な入会条件は公式サイトのFAQを御覧ください。 FAQ(よくあるご質問) みずほマイレージクラブに入会したい みずほダイレクトの初回登録(無料) 口座開設時にネットバンキング機能「みずほダイレクト」も加入しておきます。インターネットでPCやスマホから取引ができるので便利です。みずほダイレクトを作ったら、初回のログインをしておきましょう。 やり方は公式サイトに詳しい説明があります。 ログインパスワードの設定(ご利用ガイド) 外貨預金に10ドル入れる 手数料を無料にする方法はいくつかありますが、最も簡単に手数料を無料化する方法は、 外貨普通預金に10ドルを預けて、そのままにしておく ことです。 手数料が無料になる期間 手数料が無料になるのは、 条件を満たした月の翌々月から です。すぐには無料になりませんので、1ヶ月と少し待ちましょう。 無料になる対象と回数 無料になる回数はATM、振込ともに月4回まで です。ただし、みずほ銀行間での振込の場合は無制限です。 手数料無料対象のATMと回数 ATM手数料が無料になるのは月4回まで です。もともと無料の取引はカウントされません。無料になる対象は以下です。 みずほ銀行ATM、イオン銀行ATMの時間外手数料 コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)の手数料 手数料無料対象の振込方法と回数 振込手数料が無料になる対象の振込方法は以下です。 店舗での振込は対象外 なのでご注意ください。 みずほ銀行ATM イオン銀行ATM みずほダイレクト 振込手数料が無料になる回数は月4回まで です。もともと無料の取引はカウントされません。 みずほ銀行本支店宛の振込手数料:常に無料 みずほ銀行以外宛の振込手数料:月4回まで無料 外貨預金に10ドル入れる方法 みずほダイレクトを使って、外貨預金に10ドル入れる方法を説明します。PC版での説明ですが、スマホでも同じことができますので、参考にしてみてください。 ...

2019-05-18 · 1 分 · mild.investor
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「貯金できる人」になる方法と「行動できる人」になる方法

行動するためにはどうしたらよいのかを示唆する興味深い記事があったので内容をご紹介します。 さらに、私も行動するためのやり方を色々試しているので、その方法をご紹介します。すべて自分なりにやってみて、良かったものです。 実験でわかった「貯金をできる人」になる方法 まずは記事のご紹介です。 実験でわかった「貯金をできる人」になる方法 上記記事は行動経済学の研究からわかったことを紹介しています。貯蓄ができない原因として、知識不足と注意不足があると考えて、それぞれについて補ったらどうなるかを調べたものです。 実験結果をまとめると以下だったそうです。 金融セミナーに参加した人 →貯蓄増えなかった リマインダーを定期的に受け取った人 →タンス貯金が増えた 金融セミナーに参加して、リマインダーを定期的に受け取った人 →銀行預金が増えた リマインドが効果的 記事によると、行動するためには リマインドが効果的 だったとあります。リマインドとは、忘れないように思い出させる(再通知する)ことです。以下、記事を引用します。 1.知識を与えられただけでは、すでに習慣化した行動は必ずしも変化しない。 2.しかし、 定期的にリマインドすることでその行動は変化しうる。 3.最後に、リマインダーで行動の変化をうながしたうえで、さらに有用な知識があれば、うまくその知識を活かした行動をとれるようになる。 つまり、貯蓄したいと思っていても、 本やネット、セミナーなどで知識を得ているだけでは効果がない ということですね。これは貯蓄だけでなく、なにかやりたいことを始めるための行動にも応用できると思います。 「行動できる人」になる方法 私は行動するのが苦手で、例えば投資を始めるのにも、やりたいなと思いつつ、本を読むだけで何もしないまま数年経ってしまいました。この反省を踏まえ、私なりにこのリマインドの効果をうまく使って行動するための仕組み作りに取り組んでおります。 まだ、色々試している段階ですが、良かったものを6つセットでご紹介します。 恐怖・不安の感情には「お試し」や「実験」と思う 心理面のハードルを下げるために、お試しでやってみるという気持ちで始めるのがいいと思います。 「仕事は楽しいかね?」の著書であるデイル・ドーテンの名言に**「試してみることに失敗はない」**というものがあります。この気持ちになってみるとぐっと気が楽になります。 また、物理的に脳の機能を低下させるのも良いでしょう。脳の機能をほどよく落としてくれる3つの方法を紹介します。私は不安や恐怖を感じるなと思ったときにこの方法を使います。 長時間のウォーキング マインドフルネス瞑想 お酒(ほどほどに) お酒は不安や恐怖の記憶が残りやすくなるという副作用があるので最終手段ですが、お好きなものをどうぞ。 やることを具体的な行動リストに分解する 不安が和らいだら、行動をリスト化します。ポイントは、以下です。 やることを具体的な小さい行動に分解する タスクの完了条件が明確である 例えば「つみたてNISA」を始めたい場合、以下のようになるべく「具体的なタスク」に落とし込みます。(証券口座はどこでも良いですが、例ではSBI証券としました) 毎月いくら投資するかを決める 証券会社の比較サイトを調べる 証券会社を決める SBI銀行口座を開設する SBI証券口座を開設する つみたてNISA口座を開設する ポートフォリオを決める どの投資信託を買ったらよいかを調べる SBI銀行に入金する SBI証券で積立設定する やってみたことがないことについては、わからないこともあるでしょうから、その時点で思いつくものを入れていけばよいです。 一方で、うまくいかない例としては、「つみたてNISAを始める」など、どう行動したらわからないものです。こういうタスクはずっと放置されがちなので気をつけましょう。 TODOアプリにタスクを入れる 分解した具体的な行動タスクについて、それぞれのやる日を設定して、TODOアプリに入れます。自動的にリマインドされるアプリが良いでしょう。 私は Todoist というアプリを使っていますが、iPhoneに最初から入っているTODOリストや Microsoft To-Do も良さそうです。TODOアプリが嫌という人は、紙に書いて貼っておいても良いと思います。 TODOアプリの奴隷となる あとは TODOアプリの命令に従って行動 するだけです。小さいタスクになっていれば、行動が始めやすいです。 私はついついさぼって後回しにして、明日でいいやとリスケジュールしてしまいます。。ここは要研究です。 TODO実行したあと自分にご褒美をあげる TODOが終わったら、自分にちょっとしたご褒美をあげましょう。脳にご褒美をあげると、やった行動に対して喜びが得られると勘違いさせることができます。 ご褒美の例としては、YoutubeやAmazon Primeで好きな動画を見るとか、ゲームするとか、チョコを食べるとかですね。 ...

2019-05-13 · 1 分 · mild.investor
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投資しないままでいると20年後に資産額に2倍の差がつく!?日米の投資格差は埋まるか

金融庁がまとめた「 平成28事務年度 金融レポート」より一部抜粋して、長期投資の重要性について述べたいと思います。 このレポートでは以下の問題が述べられています。 過去20年でアメリカやイギリスと比べて 日本が相対的に貧しくなっている この差は今後ますます拡がっていくと予想される また、この主要因が資産の運用リターンの差であることについても述べられています。具体的には以下の差です。 投資をしているかどうか どのような投資をしているか 日米の資産格差が20年で2倍に 平成28事務年度 金融レポート に、このような記載があります。 我が国と米国の家計金融資産残高全体の推移を比較すると、過去 20年間で米国では3倍以上に大きく増加している一方、我が国では約1.5倍の増加に留まっている。 (中略) 家計金融資産残高の 日米の伸びの差は更に拡大している(米国では+474 兆円、我が国では+31 兆円)。 これらの大半は、日米家計のポートフォリオの違い等による運用リターンの差に起因する と考えられる。 出典:平成28事務年度 金融レポート アメリカやイギリスが家計資産を大きく増やした一方で、日本はあまり増えていないのが視覚的にわかりますね。 またこの差が運用リターンであることについても述べられていました。これは一体なぜでしょうか。 資産が増えない主要因は運用リターン 日本とアメリカとを比べて、資金流入(所得)も約1.5倍の差がありますが、運用リターンの差が約6.8倍あります。また、イギリスと比べると、運用リターンに 10倍以上 も差があります。 つまり、 日本人の資産が増えていない主要因は、「投資ができていない」または「投資をしているが下手である」ため だと推察されます。 日米の資産配分の差 日本とアメリカとで、運用リターンの差があるのがわかりました。実際、投資においてどのような差があるのでしょうか。 米国では DCが投資信託の増加に寄与してきたこと もあって、 国内外の株式や先進国債券に広く分散して投資する投資信託を中心に、長期の積立投資が普及してきた。 こうしたことから、米国の家計においては、低リスク・低リターンの預金、高リスク・高リターンの株式等に加え、投資対象が広く分散された投資信託をバランスよく保有する金融資産の構成となっている。 出典:平成28事務年度 金融レポート アメリカの401kのポートフォリオ(資産配分)は以下のようになっています。 一方で、日本では以下のようなポートフォリオになっています。 アメリカでは、投資信託などのリスク資産が多い のに対し、 日本は元本保証商品( 預貯金と保険 )の割合が多い ことがわかりますね。 元本保証商品は、日本が55%あるのに対して、アメリカはわずか6%のみです。 日本ではアクティブファンドの割合が高い 日本では長期投資が進んでいないので、アクティブファンドが多いことについても述べられています。 このように、我が国ではDCで運用されている投資信託の規模が小さく、長期の積立投資が米国と比較して進んでいないこともあって、株式投資信託全体の構成を見ると、テーマ型投資信託やアクティブ運用投資信託の商品の割合が高くなっている。 出典:平成28事務年度 金融レポート また、アクティブファンドはリスクが高い割にリターンが得られないものがあると示されています。 日米の規模の大きい投資信託上位100銘柄のリスクとリターンの関係を見ても、 米国では中程度のリスクで相応のリターンを得ているものが多い一方、我が国ではリスクが高い割にはそれに見合ったリターンを得ていない ものが少なからず見受けられる。 出典:平成28事務年度 金融レポート 上記データから、 国内株式のアクティブファンドにおいて、71%のファンドがインデックスを下回っている ことがわかります。 運用リターンの差は確定拠出年金の制度にあり なぜ、このような差が生まれるのでしょうか。アメリカ人のほうが投資能力が高いのでしょうか。 ...

2019-05-12 · 1 分 · mild.investor
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おすすめできない商品が除外。弊社の確定拠出年金の商品見直しを個人投資家が絶賛!その理由は?

先日、Twitterでこのようなことをつぶやいたところ、思わぬ反響がありましたので、ご紹介します。 https://twitter.com/mild_investor/status/1125745762007011328 現状、確定拠出年金の加入者にとって何が問題で、会社がどのような意図でこの変更を行ったのか(半分想像で)解説します。 さらに、なぜ個人投資家が絶賛したのか、これによって何が起こるのか、日本にとってどう喜ばしいことであるかをお伝えします。 確定拠出年金を始める方にとっても、おすすめできない商品がどのようなものなのか、どのような商品を選ぶべきなのかを考える参考にしていただけたら幸いです。 商品見直しの要旨 確定拠出年金の問題点と、弊社の年金担当者がどういう意図で対策したのかを想像してみました。 問題 現状、加入者全体として、会社が想定する利回り(2.5%)よりも低い利回りになっている。 加入者のもらえる年金が少なくなる。 原因 元本保証商品で運用してる人が多いため。特に、全く運用指図をせずに、 全額デフォルトの定期預金で運用している 人が、平均利回りを押し下げている。 対策 以下の2点の変更を行うことで、資産運用を促す。 デフォルトの商品を会社の想定利回りを期待する バランスファンドに変更する 長期の資産形成に不向きな商品を除外し、 選択肢を狭めて選びやすくする 確定拠出年金の多くが定期預金で運用されている 確定拠出年金の加入者は、ただの会社員あり、当然ですが投資については素人です。そのような人にとっては、確定拠出年金は興味のないことであり、面倒くさいことであるわけです。 つまり**「何も考えずに、行動しない」**ことが心理的に合理的な選択となります(現状維持バイアス)。 具体的な思考としては、以下のようなプロセスをたどります。 初めて聞く用語が多い ↓ よくわからん ↓ 選ぼうにも選択肢が多い ↓ 面倒臭い ↓ 未選択 ↓ デフォルトの定期預金 これですと、定年まで0%に近い金利で運用することになる可能性があり、定年退職時にもらえる年金が確定給付企業年金(確定拠出年金制度の開始前)よりも少なくなってしまいます。 このような運用内容は、日本全体としてみても同じであり、日本全体の確定拠出年金加入者の資産配分をみても、企業型、個人型(iDeCo)ともに 50%以上が元本保証商品である預貯金と保険で占められています。 39%の企業において、元本保証商品のみで 運用する加入者が4割以上存在しているという調査結果もあります。 私の所属する会社においても、半数以上の加入者が運用利回り2%以下です。3割以上が元本保証商品のみで運用しているものと思われます。 また、全国平均では運用利回りは2.8%という調査結果がありますので、平均を下回っています。 除外された商品とその理由 アクティブファンド アクティブファンドはコストが高い上、長期的にはインデックスファンドに勝てないことが多いことが知られています。そのため、万人にはおすすめできません。 冒頭のツイートにコメントをいただいた、水瀬ケンイチさんの著書「お金は寝かせて増やしなさい」にも記載がありますので、そこから引用します。 日本の大手投信評価会社であるモーニングスターの2015年の調査では、国内株式クラスのアクティブファンドのインデックスファンドに対する勝率は、1年で26%、3年で33%、5年で39%、10年でも32%しかなく、全期間をとおして20~30%台の勝率しかありません。つまり、アクティブファンドの70~80%はインデックスファンドに負けているということになります。 出典:水瀬ケンイチ. お金は寝かせて増やしなさい . フォレスト出版株式会社 一方で、確定拠出年金の運用状況として、国内株式においては、49.1%と半分近くがアクティブファンドに投資されています。 アクティブファンドを除くのは、利用者にとって不利な可能性の高い選択肢を消すということなので、望ましいと思います。 元本保証商品 元本保証商品(定期預金、保険)はどれも利回りが同じで、どれもほぼ同じ商品でした。これが見直し前は9本もあり、合理的理由がありません。 これらは、加入者のための商品ではなく、会社間のお付き合いの都合でラインナップされたものだったと想像しています。投資信託などについても、このような意図がわからない商品は避けたほうがよいでしょう。 また、元本保証商品100%で運用するのは、利回りがほぼないので、長期の資産形成としてはおすすめできません。 自社株投資信託 自社株は投資先が給与支給元に集中し、 給与と同時に株価も下がる ことになる可能性が高く、リスクが高いです。また、銘柄が分散されていないので、変動が大きく基本的には長期の資産形成には選びません。持株会のように拠出金に追加ボーナスもつきませんので、積極的に選択する合理的理由はありません。 ...

2019-05-11 · 1 分 · mild.investor
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【初心者向け】インデックス投資は3つだけ考えれば良い

インデックス投資をするにあたって、個人投資家が考えなければならないこと3つ(リスク、コスト、税金)を述べます。逆に、考えなくてよいこと(リターン、売買の最適なタイミング、暴落)についても述べます。 普通のサラリーマンである私が、 これから投資を始める、始めたばかりの方に向けて、自分なりの勉強と経験を通してたどり着いた投資方針を提示しています。お役に立てれば幸いです。 インデックス投資の本質 そもそも、インデックス投資をするということはどういうことでしょうか。なぜインデックス投資をするとお金が増えるのでしょうか。一般的には、投資でお金が増えるのは以下の2つのためと言われています。 経済成長:資本主義は富が自己増殖する仕組みである リスクプレミアム:リスクを取ることが利益の源泉となる つまり、インデックス投資では市場全体に投資することで「経済成長+リスクプレミアム」を得ることを期待します。逆に言うと、それ以上のリターンは期待できないわけですが、それで十分という考えです。この考えに基づいて、効率よく投資の努力を行うためには、何をしたら良いでしょうか。 投資家ができることは限られている 当たり前のことですが、誰にも未来はわかりません。つまり、株式投資においても、成功するか失敗するかは不確定です。そのような中で投資家はどう行動すべきでしょうか。 ひとつの答えとしては、投資家が「自分でコントロールできることのみに注力する」ということです。つまり、自分でコントロール出来ないものについては、考えたり予想したりするのをやめて、報われる可能性の高いことのみに時間を注ぐということです。 悪く言えば思考停止ということになりますが、私は自分の意志を排除するというのがインデックス投資を長く続けるコツなのかなと考えています。 コントロールできること インデックス投資において、コントロールできることは以下の3つです。この3つをしっかりと抑えておきましょう。 リスク コスト 税金 リスク この中で最も重量なものがリスクです。投資はお金を増やすために行うものですが、リターンよりも先にリスクを考える 必要があります。 なぜなら、想定以上の損失が出た場合に投資を続けることが難しくなるからです。 自分のリスク許容度を知る リスク許容度とは、どこまでお金が減っても耐えられるかということです。この範囲内でリスクを調整します。 リスク許容度を決めるにあたって、2つの考え方をご紹介します。 心理的に耐えられる限界の金額 損しても心理的に生活に支障が出ない、気にならない金額のことです。具体的な金額でも良いですし、1年間に貯金できる金額でも良いです。 将来的に債務超過にならない金額 一生使わないお金、つまり現在の資産と「将来自分が稼ぐ金額」から「将来使う金額」を引いた「余りの金額」までは損しても問題ないという考え方です。将来のライフプランがある程度予想できる、公務員のような収入が安定している方に向いていると思います。 ポートフォリオを決める 自分のリスク許容度を決めたら、その範囲内で最も効率の良い資産に投資します。資産を広く分散することで、期待リターンを下げずにリスクを下げることができます。 ポイントは以下の3つです。 十分に分散する 値動きの異なる複数の資産に分散する 無リスク資産でリスクを調整する ポートフォリオは無数に考えられますが、ここでは以下の3パターンを提示します。 ①全世界株式+日本国債 リスク資産を全世界の株式に広く分散した投資信託のみとし、無リスク資産の日本国債と組み合わせるものです。 書籍「お金は寝かせて増やしなさい」の著者である水瀬ケンイチさんや、経済評論家の山崎元さんが推奨しています。 ②プロのポートフォリオを真似する 国民年金を運用する GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオ やロボアドバイザーのポートフォリオ真似するのもいいでしょう。GPIFのポートフォリオは、年金の運用なだけあって、プロが考えた低リスクで堅実なものです。 WealthNaviのポートフォリオ も理論に沿ってシンプルな構成ですので、おすすめです。 ③自分で効率的ポートフォリオを求める 詳しい方は、自分で良いポートフォリオを決めるのが良いと思います。 ポートフォリオを決めるときに使えるツール ポートフォリオを決めるときに便利なツールを紹介します。資産配分を入力することで、そのリスクと期待リターンを求めることができます。 myINDEX の資産配分ツール(要無料登録) Portfolio Visualizer(英語) リバランス 運用しているうちに、上記の配分がずれてリスクが変わるため、定期的に配分を戻します。 コスト なるべくコストの安い商品を選びましょう。投資においてリターンは保証されませんが、 コストは確実にリターンを圧縮します。 どれにしようか迷う場合は、つみたてNISAに採用されている投資信託であれば、問題ないでしょう。2019年時点でのおすすめ投資信託は、eMAXIS Slimシリーズです。 売買コスト 投資信託の場合は、売買手数料のないもの(ノーロード)を選びましょう。 ETF(上場投資信託)の場合は、手数料の低い証券会社で購入しましょう。 維持コスト 投資信託、ETFの保有時にかかる手数料(信託報酬)が少ないものを選びましょう。 税金 確定拠出年金(iDeCo)やNISAなどの税制優遇制度を使いましょう。 また、必要に応じて確定申告をしましょう。損失が出ていた場合は翌年に繰り越せます。 税制は毎年のように変わりますので要チェックです。 コントロールできないこと 以下はコントロールできないので、少なくとも初心者のうちは考えないでもよいと思います。 リターン 売買の最適なタイミング 暴落・バブル リターン 値動きは自分でコントロールできないので、毎日チェック不要です。始めたばかりで、元本付近を動くと気になりますが、どうしても値動きが気になる場合は心理的なリスク許容度を超えている可能性が高いので、投資金額を減らすことを検討したほうが良いと思います。 ...

2019-05-06 · 1 分 · mild.investor
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【初心者向け】確定拠出年金は何を買えばいい?【iDeCo】

会社の確定拠出年金が始まったけど、何を選んだら良いのかわからない…という悩みを持っている方向けの情報です。 この記事では、主に投資初心者の方に向けて、確定拠出年金で何を買ったらよいかを説明しています。 株式100%で運用するのがおすすめ 結論から言うと、確定拠出年金は、以下の理由により、株式100%で運用するのがおすすめです。 株式100%がおすすめの理由 資産全体から見ると少額であるため 節税メリットを最大限に活かすため ただし、1円でも損したくない、老後資金に困っていないという方は、確定拠出年金は定期預金100%というのもありです。投資はあくまでも損失に耐えられる範囲内で行いましょう。 確定拠出年金のアドバイザーが株式100%をおすすめしない理由 企業型DCがある会社に勤めている方は、確定拠出年金の導入教育を受講すると思います。その際に、主に銀行員が確定拠出年金の説明と、運用方法を説明してくれます。 彼らは、 株式はリスクが高いので、債券、預金などに広く分散しましょう と一般的なアドバイスをします。これは投資全体での話としては適切なのですが、確定拠出年金の考え方としては、少々不適切です。なぜなら、確定拠出年金は資産の一部でしかなく、資産全体でどう分散するのがよいかを考えるべきです。 資産全体で考えよう 上の図で株式投資時の資産全体を表しました。資産は、金融資産と人的資本とに分類できます。さらに、金融資産はリスク資産と無リスク資産に分けられます。 リスク資産:価格の変動があり、元本が保証されてない資産。株式、国内債券、外国債券、不動産など。 無リスク資産:元本が保証されている資産。預貯金、個人向け日本国債など。 人的資本:あなたが今後稼ぐお金の現在価値。 図をみればわかるように、確定拠出年金は金融資産の一部でしかありません。定期預金などの無リスク資産にも割り当てることができますが、節税メリットを最大限に活かすために、期待リターンの最も高いものに枠を使い、課税口座や無リスク資産で全体のバランスをとるのが合理的です。 つまり、確定拠出年金、つみたてNISA枠は期待リターンの最も高い、株式クラスを100%とするのがおすすめです。このメリットとデメリットは以下の通りです。 メリット:節税メリットを最大限に活かせる。 デメリット:損失発生時に損益通算できない。 注意点として、枠が使い切れずに余る、損失が怖いという方は、無理して投資に回さず、預貯金を充実させるほうが良いと思います。あくまでも投資は余剰資金で行いましょう。 具体的に何を買えばよいか 株式100%なのはいいとして、具体的に何を買えばよいでしょうか。おすすめは、全世界に分散したインデックスファンドです。この記事では詳しい説明はしませんが、理論上は全世界の株式の時価総額加重平均が最もリスクが低く、投資効率が良いためです。また、インデックスファンドは手数料が比較的安いというメリットがあります。 具体的には、ざっくり以下のような割合で良いでしょう。 国内株式:10% 先進国株式:80% 新興国株式:10% 具体的なファンド名もあげておきます。SBI証券のiDeCo(セレクトプラン)では以下がおすすめです。同じものがない場合は、似たようなものを選択されれば良いと思います。 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス eMAXIS Slim 新興国株式インデックス このあたりの割合は、理論と現実との差をどう埋めるかという問題があり、投資家によってそれぞれ考えが異なりますので、最終的にはご自分での判断が必要です。ただし、アメリカを中心として、最低限世界の50%以上はカバーしておいたほうが無難です。国内株式100%とかは避けましょう。 最大の資産はあなた自身である いままで色々述べてきましたが、若い世代の方は、それほど投資について気にしなくてもよいでしょう。なぜなら、一般的に若い世代の方は、人的資本が多く、金融資産が少ない状態です。この場合、金融資産の運用成果よりも、まず人的資本を最大化するのに努めるのが合理的です。 一方で、年齢を重ね、金融資産が多くなってくると、金融資産の運用が重要になってきます。投資はそれからでも遅くはありません。しかし、投資の知識、心理を学ぶことは時間がかかります。若い世代の方にも確定拠出年金などで少額の投資を行うのは、学びとして有用であるため、まだ投資を始めておらず不安のある方も、まずは一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 まとめ 確定拠出年金とつみたてNISAでなにを買えばよいかについて説明しました。まとめると以下のようになります。 株式100%でよい 全世界のインデックスファンドを選ぶ 私もこの考えに基づいて2012年から確定拠出年金を運用していますが、今の所うまくいっています。満期時に損失がでている可能性もありますが、今後も世界の経済成長を信じて運用を続ける予定です。 あなたのお金や投資に関する不安を少しでも和らぐことができたなら幸いです。良い一日を。

2019-05-03 · 1 分 · mild.investor